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22.05.17

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プロダクトオーナーとは?スクラム開発における重要性と役割を解説!

プロダクトオーナー

近年主流な開発手法となっているスクラム開発。その中の重要な担当として「プロダクトオーナー」がいるのですが、「プロダクトオーナーという役割とはどのようなものか?」また「そもそもスクラム開発とはどのようなものか」をよく知らない人もいるのではないでしょうか?

本記事ではスクラム開発における他の役割と比較しながら、プロダクトオーナーがどのような役割を担っているかについて解説していきます。

プロダクトオーナーとは?

プロダクトオーナーとはスクラム開発において開発の方向性を定め、プロダクトの価値を最大化することに責任を持つ責任者のことです。プロジェクト全体のタスクを可視化し優先度を決定するなど、スクラム開発のチームメンバーが常にプロジェクトの最新情報を確認できるように保ちます。

そもそもスクラム開発ってなに?

スクラム開発とは、システム開発を迅速に行えるアジャイル開発の一種で、少人数のチームに分かれて短期間で開発を行う手法です。スプリントと呼ばれる一定の期間ごとに機能単位で計画→設計→実装→テストといった開発工程を行います。

機能ごとに開発を行うため、仕様変更などにも「柔軟に対応できる」のが特徴です。

スクラム開発にあたり、チームのメンバーは以下の3種類の役割に分かれます。

担当 役割
プロダクトオーナー プロダクトの方向性などを決定し、プロダクトの価値の最大化に責任を負う
開発者 スプリントを作成、またその責任を持ち、プロダクトオーナーの意向に沿って開発を進める
スクラムマスター 全体の調整役としてプロダクトオーナーや開発チームが抱える課題の解決に取り組み、スクラム開発の概念をチームに浸透させる

 

今回はこの中のプロダクトオーナーについて、詳しく解説していきます。

プロダクトオーナーの役割

プロダクトオーナーは前述の通り、プロダクトの価値を最大にすることに責任を持ちます。

価値を最大化するため、プロダクトオーナーは大きく分けて2つの役割を担います。

開発の方向性を定める

プロダクトの価値を高めるためには顧客が何を求めているかを把握する必要があります。

例えば、「操作しやすいシステム」を顧客が求めている場合、必要となるのは「直感的に動かせるデザイン」であったり、「機能がシンプルであること」などが挙げられます。そういった要望に合わないシステムを開発してしまうと、どんなに優れたシステムを開発してもプロダクトの価値は大きく下がってしまいます。

プロダクトオーナーがそういった要望を把握し、プロダクトのビジョンとしてチーム内に共有することで、適切な開発が行いやすくなります。

プロダクトバックログの管理を行う

プロダクトバックログとは、システムの要件機能優先度ごとに並べ明確にしたリストのことです。プロダクトオーナーは、このプロダクトバックログに対して管理責任を負います。

開発を進めていく中で問題や課題が発生し、作業の優先順位が変わることは多々あります。そういった変更をプロダクトバックログに反映し、チーム全員が最新の情報にアクセスできるように保つ必要があります。

プロダクトオーナーが重要なのは、なぜか…。

プロジェクト全体を俯瞰的に把握し、管理するプロダクトオーナーがいることで、チームメンバーはプロジェクトに対して明確なビジョンを持ち、ゴールを目指すことができます。

また、チームそれぞれで主体性を持って開発を行うスクラム開発において、タスクを優先度ごとに並べたリストであるプロダクトバックログが最新の状態に保たれ、関係者全員が最新の情報にアクセスできるようになっていることは非常に大切です。プロダクトバックログが最新に保たれていることで、メンバーはそれぞれどの作業を行うべきかが把握でき、それぞれの役割に専念することできます。

プロダクトオーナーはプロジェクトの舵取りを行う重要な役割

プロダクトオーナーは原則、タスクの洗い出しや優先度の決定、またそのタスクを最新の状態に更新するだけで指示出しなどは行いません。しかしながら、チームメンバーの主体性が重要なスクラム開発において、プロジェクト全体の方向性を決めたり、メンバーが必要な情報にいつでもアクセスできるように情報を常に最新に保つのは非常に重要です。

プロジェクト全体の情報を管理するプロダクトオーナーがいることで、開発者は開発に専念でき、スクラムマスターは解決すべき問題や課題の把握がしやすくなります。

スクラムマスターについても解説している記事がありますので、見てみてください。
スクラムマスターとは?アジャイル開発における重要性と役割について解説!

スクラム開発におけるプロダクトオーナーの役割を理解し、プロジェクトの方向をメンバー全員に共有することで、円滑にプロジェクトを進めていきましょう。