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21.12.01

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オフショアとニアショアとオンショア。似ている言葉の違いとは…?

近年、注目されている「オフショア開発」ですが、調べていくと「ニアショア開発」や「オンショア開発」といった似ている言葉が出てきます。

会話で出てきても、これだけ似ていると混乱してしまいますよね。今回はこの3つの似ている言葉について、それぞれの特徴と違いについて解説していきます。

「オフショア」に近い言葉には「ニアショア」と「オンショア」がある

ITにおいて、「どこで開発するのか?」で3つの言葉に分けられています。日本で受注した開発案件を海外で行う「オフショア開発」に対して、国内で開発を進めるのが「ニアショア開発」「オンショア開発」の2つがあります。「オフショア開発」「ニアショア開発」「オンショア開発」のそれぞれの特徴を、さらに深堀してみていきましょう。

「オフショア」「ニアショア」「オンショア」それぞれの特徴と違いについて

・オフショア開発の特徴

受注した開発業務・システムの保守運用を海外で進める開発手法です。ベトナム・フィリピン・ミャンマーといった東南アジアの国々が多く、日本より物価・人件費が安い国で開発することが多いです。

日本のエンジニアと同等、それ以上の技術力を持ったエンジニアに低単価で依頼できる可能性があるため、コストの削減にもつながる場合があります。ただ、言葉の壁や習慣、考え方の違いがあるため、コミュニケーションコストが高い、といったデメリットもあります。そのため、橋渡しをするブリッジエンジニアのコミュニケーション能力や技術力も必要になります。

・ニアショア開発の特徴

受注した開発業務・システムの保守運用を国内の地方で進める開発手法です。首都圏よりも物価の低い、札幌などの地方都市で開発をすることでコストの削減が見込めるのがメリットの一つです。さらにオフショア開発では言語の壁があり、コミュニケーションの難易度が高いところがデメリットに挙げられますが、ニアショア開発では、国内の企業やエンジニアとのやりとりになるので、オフショア開発に比べるとコミュニケーションコストが下がるのもメリットになります。

ニアショア開発におけるデメリットとしては、国内のIT人材が不足していることからエンジニアの人員の確保が難しいこと、発注する依頼者が地方都市に対する情報が不足している場合、開発業務を依頼するための企業を選定するのが難しいことが挙げられます。

・オンショア開発の特徴

オンショアとは、開発業務の全てを自社内で進める開発手法です。つまり、自社内のエンジニアのみで、システム開発や保守運用業務をこなせる状態にある企業がオンショアでの開発を進めることができます。メリットは、自社内で完結しているため、「コミュニケーションの取りやすさ」「情報漏洩のリスクが低い」ことが挙げられます。

ただ、そもそもIT人材の確保が問題とされているなかで、人材の確保が難しいこと、さらにプロジェクトごとのアサインではなく、社員として雇っているため、常に人件費というコストがかかってきます。さらにスキルが少ないエンジニアであれば、人材育成といったコストも増えるため、プロジェクト以外の部分でも時間と人材にコストをかける必要が出てきます。

開発期間や開発にかけられるコストによって使い分ける

ここまで、「オフショア開発」「ニアショア開発」「オンショア開発」の3つの特徴を解説しました。それぞれでメリットとデメリットがあります。「オフショア開発に、まだ一歩踏み出せないな」と考えている方も、どのような違いがあるかを認識していくことで将来の選択肢を増やすことになります。

開発を進めるためには、プロジェクトの開発期間やさまざまなコストをどこまでかけられるかを見て、「オフショア開発」「ニアショア開発」「オンショア開発」の3つの選択肢の中から、どの開発手法がいいのかを選べるようにしておくと、効率よく開発が進められ、プロジェクトの成功に繋げることができます。