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22.03.22

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ITアウトソーシングとは?導入するメリットを紹介!

アウトソーシング(Outsourcing)とは、業務の一部を外部に発注することを示します。
つまり、業務に必要な人やサービスを、外部(アウト)から調達(ソーシング)するという意味です。

さまざま業務がアウトソーシングの対象になっていますが、近年では特にIT業務を外部に委託するITアウトソーシングのニーズが増加傾向にあります。
そこで今回はITアウトソーシングについて、導入するメリットも踏まえ解説します。

ITアウトソーシングとは

ITアウトソーシング(ITO)とは、社内のITに関する業務を外部委託(アウトソーシング)することを指します。
近年は、クラウド環境の利用のみならず、インターネットに関する新しい技術やサービスを積極的に取り込むことが、生産性の向上には必須と考える企業が増えています。

その一方で、慢性的な人材不足やセキュリティの複雑化、そしてコンプライアンスなどIT機器やソフトウェアの安定的運用において課題を抱えるケースが非常に多くなっています。

そこで、自社のIT業務を専門の業者にアウトソーシングで、IT分野の運用コストを削減するとともに、自らのコア業務に社内人材をわり当てることで生産性の向上を目指す企業が増えているのです。

ITアウトソーシングを導入するメリット

ITの業務プロセス全体を専門企業にアウトソースすることで効率化が期待できます。
そこでITアウトソーシングのメリットとして次の2つの点が挙げられます。

コア業務にリソースを割ける

コア業務とは、企業の利益や売上を直接生み出す業務のことです。つまり、企業の存続のために無くてはならないものです。

ITに関するノンコア業務をアウトソーシングすることで、自社の人員の負担を軽減し、コア業務に注力させることができます
コア業務の人員増強といった直接的な面だけでなく、ノンコア業務に従事する人員を減らすことで、採用や人事評価を行いやすくなるというメリットがあります。

また技術社員が余計な問い合わせやトラブルへの対応から解放され、自社の重要な業務に従事できる時間が増えるのは大きなメリットです。

逆に問い合わせる側としても、システム部門のスタッフが不在でも、外注業者がすぐに対応してくれるため、当該システムを必要とする業務が停滞してしまう事態を回避できます。

ITコストが削減できる

システムの運用や保守管理にかかるコストを削減できることに加え、それまで自社の情報システム担当者が担っていた問い合わせやトラブルの対応を専門業者にアウトソースすることで、担当社員の負担を軽減でき、組織全体のITコストの削減につなげられます

したがって、セキュリティ管理のために専用の人材を雇用・配置する時間やコストを、より自社にとって重要な部門にかけられるようになるのです。

他にもIT業務に従事する人員のコスト削減だけではなく、該当する業務にかかっていた施設・設備費・ソフトウェア、ハードの維持管理コストを最適化することができます。また、ノンコア業務であるIT業務は、教育やマネジメントが行き届かず業務品質の低下とそれに伴う見えないコストがある場合もあり、そうした面も含めたITコストを削減できる可能性は高いでしょう。

ITアウトソーシングの導入を検討しましょう。

今回はITアウトソーシングについてご紹介しましたが、いかがでしたでしょうか。
自社内でIT業務に関してのリソースを割くのが難しい場合や、コア業務にもっと注力させたい場合に取り入れることで、より生産性を向上させることが望めます。

また専門的な知識を持った外部企業に委託することで教育コストなども削減できますね。
自社の業務効率化や担当社員への負担軽減のためにも、ITアウトソーシングを取り入れることをぜひご検討ください。